1. 症状の確認と保険適用の理解
保険適用となる症状
健康保険が適用される症状は限定されています。
具体的には以下の急性外傷のみが対象となります:
- 骨折
- 脱臼
- 打撲
- 捻挫
- 挫傷(いわゆる肉離れ)
保険適用の条件
- 骨折と脱臼については、応急処置を除き、あらかじめ医師の同意が必要です。
- 負傷原因が明確で、急性または亜急性の外傷性のものである必要があります。
- 慢性的な痛みや、単なる肩こり、筋肉疲労などは保険適用外となります。
医療機関との併用
同じ負傷に対して医療機関で治療を受けている場合、接骨院での施術は原則として保険適用外となります。
2. 接骨院の選択
保険適用の確認
当院では健康保険が使える施術を提供していますが、自分の症状が健康保険の適応になるか心配な方は、電話または問い合わせメールより事前に確認することをおすすめします。
holoholo接骨院では
- 国家資格を持つ柔道整復師が常に在籍しています。
- 院内は清潔にするよう心掛けており、設備の整った施術環境になっています。
- アクセスはgooglemapの地図より確認してください。
- 受付時間は9:00~12:30 15:00~20:00となっています。
3. 予約と準備
予約の取り方
- 電話やオンラインで予約を入れます。
- 電話予約の際は、事前に症状や負傷の経緯を簡潔に教えて頂けると助かります。
- 初めての場合は1時間ほどかかりますので、時間に余裕をもっていらしてください。
準備していただくもの
- 健康保険証
- 動きやすい服装(Tシャツ、ジャージなど)
4. 来院と受付
到着時の流れ
- 来院される方は、だいたい予約時間の5-10分前に到着しています。
- 受付で健康保険が適応になるかどうか、お話を聞かせていただきます。
- 初診の場合は問診票の記入をしていただきます。不明な点はなんでも聞いてください。
5. 問診とカウンセリング
柔道整復師が聞きたいこと
柔道整復師が詳しい症状や負傷の原因、経緯などを聞き取ります。
以下の点について、できるだけ具体的に説明をお願いします:
- いつ、どのような状況で負傷したか
- どの部位に、どのような痛みや違和感があるか
- 日常生活にどのような支障があるか
- これまでに行った自己処置や受診歴
正確な情報提供の重要性
負傷原因や痛みを正確に伝えていただくとスムーズに施術ができます。
何をしたか分からない、たぶんこの辺が痛い、と言われる方もいますが、ご本人が分からないことは私にも分かりません。
保険適用の可否や適切な治療方針の決定に直結するため、ご理解ください。
6. 検査と所見
検査の種類
柔道整復師が以下のような検査を行い、症状を診断します:
- 視診:外見から異常を確認
- 触診:手で触れて異常を確認
- 動作確認:関節の可動域や痛みの出現を確認
- 各種テスト:特定の動作や負荷をかけて症状を確認
画像診断の必要性
必要に応じて、レントゲン撮影などの画像診断が可能な医療機関への紹介が行うこともあります。
7. 施術
主な施術方法
診断結果に基づいて適切な施術が行われます。主な施術方法には以下があります:
- 整復法:骨や関節を正常な位置に戻す
- 固定法:包帯やテーピングで患部を固定する
- 後療法:
- 手技療法:マッサージや関節の動きを改善する施術
- 物理療法:超音波、電気、温熱などを用いた治療
- 運動療法:ストレッチや筋力トレーニング
施術中の注意点
- 痛みを感じたら遠慮せずに伝えましょう。
- 施術の内容や目的について不明点があれば質問してください。
8. 説明とアドバイス
施術後の説明
施術後、柔道整復師から以下のような説明があります:
- どのような所見か、症状の詳細
- 施術の内容と期待できる効果
- 今後の経過予測
- 次回の施術予定
質問の機会
不明点や心配事があれば、この時点で質問してください。
9. 会計と次回予約
支払い
受付で施術料金を支払います。
支払い方法は:現金、クレジットカード、タッチ決済、QR決済に対応しています。
次回予約
必要に応じて次回の予約を入れます。
10. 療養費支給申請書への署名
療養費支給申請書への署名
接骨院で健康保険を使用した場合、本来は窓口を10割支払い、ご自身で加入している健康保険に差額の7割を請求するという「償還払い」を採用していました。
しかし、この方法はとても手間がかかるため、柔道整復師に請求を「委任」する代わりに窓口料金を「3割」にするという、「受領委任」という制度が確立されています。
「受領委任」を希望する方は、療養費支給申請書の委任欄に、健康保険の加入者のお名前を署名いただきます。
注意点
- 症状が改善しない場合や悪化した場合は、速やかに柔道整復師に相談し、必要に応じて医療機関の受診を検討しましょう。
- 長期にわたる施術で改善が見られない場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。
- 保険適用の可否や施術内容に疑問がある場合は、遠慮なく柔道整復師や健康保険組合に相談しましょう。